多摩ハンドサッカー倶楽部





代表挨拶




                                                                                                              


                                   多摩ハンドサッカー倶楽部

                                 

                             代表 雪琢馬



 この度は当倶楽部のホームページを閲覧していた


だきありがとうございます。

 

 さて、皆様は「ハンドサッカー」と言うスポーツ


をご存知でしょうか。ハンドサッカーは昭和から


平成になるころに誕生したと言われている障がい


者スポーツです。「身体障がい者」と言っても車


いすの方、立位の方、人工呼吸器をつけられた方


など様々です。このスポーツはどんな障がいの方


でも一緒になってプレイが可能なスポーツになっ


ています。もともと東京都肢体不自由特別支援


(旧養護)学校で始まったスポーツです。



しかし、学校でもハンドサッカーの練習回数が限


られており、「もっとハンドサッカーをやりた


い」と思いから2008年3月に設立しました。今年


の3月には設立10年を無事に迎えることができま


した。



 ハンドサッカーにとってこの10年は、大きく発


展した10年だと思っております。その中でも


2013年の東京国体にてオープン競技として採用


され、東京から6チーム、茨城・栃木から各1チー


ムの計8チームで競うことが出来たことは、大きな


前進でした。その他全国各地にハンドサッカーの


輪が広まっています。



当倶楽部でも2012年から当倶楽部主催の大会を


実施し、この大会には健常者と障がい者が一緒に


なって出場できます。また2015年からハンドサ


ッカーの普及活動の一環として講演活動を実施し


ており、2017年2月にはコロンビアのユース女子


ラグビー選手団の方々とハンドサッカーを通して


国際交流をしました。こうした活動の中で私たち


は「ハンドサッカーは障がい者でも、健常者でも


楽しめるスポーツ」であることを確信致しまし


た。


しかしながら、もっともっとハンドサッカーを世


の中に広がって行かなくてはならないと考えてい


ます。当倶楽部でも引き続きハンドサッカーを積


極的に広める活動をしています。ハンドサッカー


を広めるには障害の有無を問わないことが、近道


だと確信しています。そして、ハンドサッカーが


身近で、気軽に出来るスポーツになる日を、待ち


望んでいます。



2018年4月