多摩ハンドサッカー倶楽部          








『多摩ハンド★ヒストリー』NO.2




先日から連載を開始している「多摩ハンド★ヒストリー」!!
前回のお話は読んでいただけましたか??

第2回となる今回は、当倶楽部の活動目的についてお話ししたいと思います。

まず、改めてとなりますが、当倶楽部は以下の3つを活動目標としています!!


@ 『ハンドサッカーを楽しむ事』を第1目的として活動するクラブ。
A ハンドサッカーを一人でも多くの人に知ってもらう。
B ハンドサッカーが1年中出来る場を作る。
                    ◆

これは設立以来から今日まで変わることなく、大切にしているものです。
ではなぜ、この3つが活動目的なのか、項目ごとに目的にした理由をお話していきたいと思います。

最初の目的に「ハンドサッカーを楽しむ事を第1目的として、活動するクラブ。」とあります。
「ハンドサッカーを楽しむ事を第1目的」と掲げているのはもしかしたら違和感がある方々もいらっしゃるかもしれませんが、「ハンドサッカー」はとても楽しいスポーツです。

前回の「多摩ハンド★ヒストリー』でもお話したとおり、当倶楽部が設立した当時は都内の肢体不自由特別支援学校でしか行われていませんでした。肢体不自由特別支援学校で行う場合それは体育の授業であったり、部活動であったりします。そのような場合、ハンドサッカーを行うとき必ず「教育的観点・指導」と言う要素が入ってきます。さらには部活動では「顧問・選手」、「先輩・後輩」という人間関係などのハンドサッカー以外の要素が入ってきます。
本来、「ハンドサッカー」は楽しいスポーツなはずなのに、本来とは違う要素でハンドサッカーから離れていく人たちがいる気がしました。
そこで、
『そのような経験をすることなく、まずはハンドサッカーを純粋に楽しむ』
ことをメインとした環境にしたいと思いました。

次に2番目の「ハンドサッカーを一人でも多くの人に知ってもらう。」についてです。

設立当時ハンドサッカーは都内の肢体不自由特別支援学校でしか行われていませんでした。それから12年が経ち徐々にではありますが全国各地に広まりつつあります。
しかしながら、すべての都道府県でハンドサッカーが行われているわけではありません。また、東京以外の現状は特別支援学校を卒業したら、なかなかハンドサッカーをやる機会は少ないかと思います。ハンドサッカーを生涯スポーツとして行く上ではハンドサッカーを一人でも多くの方々に知っていただくことは重要と考えています。

最後に、「ハンドサッカーが1年中出来る場を作る。」についてです。

先述の通りそれまでは特別支援学校でしかハンドサッカーをやる環境がありませんでした。しかも、特別支援学校では1年中ハンドサッカーが出来るわけでなく、学校行事等の兼ね合いでハンドサッカーが出来ない期間が何ヶ月も続くこともありました。

皆さんの中には、好きなスポーツがある方がいらっしゃると思います。そして休日とかで公園やグランドで好きなスポーツをやる、当たり前のことだと思います。ハンドサッカーを気軽に公園でやるっていきませんが、休日に仲間たちでハンドサッカーができるような環境は必要だと感じ、当倶楽部の活動目的の一つにしています。

ハンドサッカーを行うにあたり、特別支援学校の先生方々のご協力は必要不可欠であり、現在当倶楽部も特別支援学校の先生方にありがたいことにアドバイスを頂くことがあります。
しかしながら、今後ハンドサッカーを広く普及していくには自分たちでハンドサッカーを行う環境を設けることが何より重要ではないかと思います。特別支援学校だけでなく、地域で活動すること、自分たちが好きな時にハンドサッカーを行えることが大切なことであると感じています。

次回の多摩ハンド★ヒストリーでは、設立したころの活動を書いてみたいと思います。
お楽しみに!!